春花ブーケ~ご結婚された先生へ
2015年02月17日 未分類
春になると柔らかい花弁の花が恋しくなります。
子供の担任の先生が冬休みにご結婚されたという嬉しいニュースが入りました。
お祝いをしなければと機会をうかがっていたのですが、いつも明るく前向きな先生には春の花が似合う!と思い様子をみておりました。
今、花市場は春の花が咲き誇っています。
発色がよいピンクと白のアネモネ、そして淡いピンクのラナンキュラスにアクセントでガマズミの赤を加えふんわりとしたプレゼントブーケを束ねました。
先生どうぞ末永くお幸せに!
スイトピーのバレンタインアレンジ
2015年02月14日 作品情報
2月の「パリのお花屋さん講座」オレンジのスイトピーを使った
バレンタインアレンジでした。
前回の仕入れで市場に行ったときにこのオレンジのスイトピーに一目ぼれ。
次回はこれを使うと心に決めてありました。
スイトピーのフリルのような花弁や少し弓なりになった形をいかすために
器の中心に少し噴水状になるように活け、周りにオレンジのラナンキュラスやアリストロメリア、
ホワイトレースなどを加えて春の華やかさを添えます。
それだけでも十分豪華で楽しいのですが、やはりテクニックも必要ということで今回はミスカンサス
という細長い葉のワイヤーワーク2種をご紹介しアレンジに加えました。
左の写真の右側がそのワイヤーワークの一つ。
緑色のハートが2つ重なっているのが分かりますか?
これはワイヤーにミスカンサスを巻き付けて作っています。オブジェを加えるときもなるべく自然に見せるのがフランス式の特徴です。
さらに今回は生徒さんのリクエストにお応えすることができました。
一つはユリの花を使うこと。今はまだつぼみですが、スイトピーに合わせたオレンジのユリを仕入れることが出来ました。
生徒さんのお一人がユリがお好きだと伺っていたので今回つかえて本当によかったです。
もう一つは器のリサイクルです。
どうしてもアレンジを長く続けていると器が沢山たまってしまいます。
器と花との一体感やデザイン性を追求すると仕方がないことなのですが、
そうはいっても同じ器が使いまわせるにこしたことはないというご意見もごもっとも。
今回器の大小はあったもののご自宅にお持ちの器を使うことが出来ました。
こうした生徒さんからのリクエストにもできるものはお応えすべくアレンジを考えております。
白枝を使ったテーブルアレンジ
2015年02月02日 作品情報
パリのお花屋さん講座1月は白枝を使ったテーブルアレンジでした。
雲竜柳の白枝を市場で発見し、その微妙なラインの美しさに惹かれ、
それを活かすアレンジにしました。
このアレンジは「柴のアレンジ」ともいわれ、フランスでも枝を束ねて器を作りアレンジします。
今回は「さらし」と言われる、漂白した白い枝でしたので、それに合う白とピンクの花。
アクセントに紫のスカビオサで春を先取りしたものの、シルバー系の葉を加えて冬の季節感を出しました。
シンメトリーに作ると可愛らしく整った印象になるこのアレンジですが、今回は敢えてアシメントリーに挑戦。
活け方はクラシックスタイル(mix)ですが、こうすることでコンテンポラリーな雰囲気が出てきます。
レッスンでは基本線からバランスよく、形を崩さず活ける方法の他、花材の形や色を活かした活け方などをお教えしました。
月1回のパリのお花屋さん講座、体験を随時受け付けております。
明けましておめでとうございます
2015年01月09日 作品情報
ブログの更新が滞り申し訳ありません。
昨年度は私も家族も体調不良や怪我で思うような活動が出来ませんでしたが、
それでも温かく見守って続けてくださる生徒さんに恵まれ、何とかやってまいりました。
本年度はもう少し色々と活動したいと思っております。よろしくお願いいたします
さて写真は年末年始用のお飾りです(写真をクリックしていただけると全体がわかります)。
レッスン日が12月の中旬だったため、造花やオーナメント、そしてプリザーブドフラワーを使用しました。
お正月というともっと和のテイストの強い、色のはっきりとしたものがおなじみです。
ご要望をいただいたときにそういったものを作ろうかと悩んだのですが、
せっかくのフランス式のアレンジメント教室なのでそのエスプリを取り入れたものにしようと決めました。
ただもちろんお正月といえば日本の文化も大切です。
アクセントとしてゴールドに色付けされた稲穂や和柄のフエルト、サテンの玉、組紐を使い和のテイストも加えています。
少し長く飾れるよう、写真のようにクリスマス用のリボンも持ち帰っていただき、時期によって組紐と付け替えていただきました。
アイビーの器夏アレンジ
2014年07月26日 作品情報
暑い日々が続いておりますがお元気でいらっしゃいますでしょうか?
パリのお花屋さん講座7月は「アイビーの器夏アレンジ」でした。
アイビーを使って器を作り、上に夏らしい黄色の花と実を活けました。
今は種類も増えて様々なニュアンスを出せる向日葵をメインに薄いクリーム色のミニガーベラやアリストロメリア、アワなどを加えさっぱりとした明るいアレンジです。
横から見るとこんな感じ。アイビーの器の意味がお分かりになりましたでしょうか?
さらに今回は実物を2種類使っています。1種類はブラックベリー、もう1種類はラフランス(洋ナシ)です。珍しい実物の登場に生徒さんも興味津々でした。
このアレンジ、時間がかからずに簡単に器が作れるのがいいところなのですが(暑いので根を詰めない
カリキュラムを選びました)、アイビーの巻き方によって器の形が違ってきます。
そしてその上のお花も活け方によって形はさまざま…
私はオーソドックスにラウンドの器にラウンドになるようにしましたが、
生徒さんはピラミッド型に器を作ったり真四角に器を作ったり。
その上のアレンジも個性が光り、皆さんまったく違う形になりました。
基本形のアレンジではないため、私はある程度生徒さんの自由な発想の作品を見守り、
ある程度形が決まってきたところでどのように仕上げるか方向性を指導しています。
8月は夏休みでレッスンはお休みですが9月の講座の体験、受け付けております。
カラーオアシスを使って
2014年06月26日 作品情報
「パリのお花屋さん講座」6月はカラーオアシスを使ったアレンジでした。
カラーオアシスとは普段使う緑色のものとは違い、色を見せるオアシスでプリザーブドフラワーの資材などでもよく使用されます。
今回は初夏らしい涼しげな花材を用いたため黄緑色のものを使用しましたが、黄色・白・ピンクなど色々な種類があります。
花の隙間からオアシスが見えないように工夫する必要がないので気楽に活けられる反面、水が下に下がりやすい欠点があります。
今回とても優美な「ブルゴーニュ」という白バラが手に入りましたのでそれを活かしたいものの今の暑い時期、カラーオアシスでは持ちが悪くなってしまいます。せっかくのバラがそれではもったいない。
そこで一工夫して持ちの良いアレンジにすることが出来ました。
花は淡い黄緑と白でふんわりとまとめてありますがそれが黄緑のオアシスと重なると若干ぼけてしまいます。
そこで葉に濃い緑のヘデラの葉とスチールグラスで「締める」色を加えました。
同じ花材を使っていますがスチールグラスの入れ方で雰囲気が変わっていますね。
どちらも素敵に仕上がっていらっしゃいました。
少しずつ暑くなりそうですが7月も「パリのお花屋さん講座」は開催します。
体験いつでも受け付けております。
ご結婚された先生へのミニブーケ
2014年06月06日 未分類
ジューンブライドの季節。
この時期バラが美しく豊富な時期なのでウエディングブーケの花を選ぶときも楽しみな時期です。
さて先日子供の幼稚園の先生がご結婚されたとのこと。
日ごろ大変お世話になっている先生の幸せなニュースに心躍りました。
「ぜひお祝いしたい!」という気持ちでいっぱいになったものの、先生が恐縮されては申し訳ないので小さなブーケを作らせていただきました。
ウエディングブーケをイメージし、白とクリーム色の花を中心にサーモンピンクのバラでアクセント。
写真では白く見えるカラーの花も実は少しだけピンクの筋が入っています。
これを白のラッピング用紙で包み、淡いサーモンピンクのリボンで結びました
卒園児である娘とお友達からの想いを込めたカードを添えて先生にこっそりお渡ししたところ、
先生は涙を流されて喜んでくださいました。
どうか先生、いつまでもお幸せに*^^*
ビタミンカラーの春花
「パリのお花屋さん講座」4月はビタミンカラーの春花アレンジです。
オアシスをハランやコデマリで包みながらチューリップ、ラナンキュラス、ガーベラなどを活けていきます。
ビビッドな色、はっきりとした形の花に少しやさしい色や形のSPバラやコデマリを加え柔らかさを出しています。
生徒さんには作る際に「流れ」を意識していただくように指導しました。楽しい中にもテーマをもって作品作りに挑んでいただきたいと思っています。
実はイースターが近かったのでイースターのアレンジにしようと思っていたのですが、仕入れの際、あまりに可愛らしいチューリップを見つけ急きょデザインを変更しました^^;
春の球根花も終わりに近づいているせいか、入学シーズンが終わったせいかお値段も非常にお買い得。ついついたくさん買いすぎて盛りだくさんなアレンジとなりました。生徒さんも大喜びでした。
母の日に向けてまたお花の値段も上昇しますので、次回のパリのお花屋さん講座は5月中旬以降の予定です。
体験を受け付けております。
桜
2014年04月04日 未分類
せっかくの桜の開花も風雨で少しずつ散りはじめました。
鷺沼の桜並木も花弁が舞いはじめています。
私はフランス式アレンジメントの講師ですがやはり桜は特別な花です。桜の季節になると心が躍り、幸せな気分になります。
儚い美しさをしみじみと堪能できるこの季節が大好きです。
4月のパリのお花屋さん講座は4月17日です。そのころには葉桜になってしまっているかと思いますが、若干の八重桜が楽しめるかもしれません。
体験いつでも受け付けております。
コンサート出演者へのブーケ
2014年03月28日 作品情報
花があふれる春に沢山のお仕事をいただき感謝しております。
さて今回はコンサートに出演される方への贈り花(ブーケ)です。
「大人っぽくて知的な方」へのプレゼントとのことでしたのでラヴェンダー色のバラ・カーネーション・チューリップに濃い赤紫のアリストロメリアとやや青みがかったヒヤシンスを挿し色にして束ねました。ここでは見えませんが、支えに使う葉もアトムという赤紫のドラセナを使っています。
ヒヤシンスを使ったのはもう一つ理由があります。ヒヤシンスはとても高貴な香りがします。贈り主へのイメージにふさわしいと考え今回使わせていただきました・
花は生き物ですので旬がすぐに移り変わります。先週は仕入れの時チューリップが目立っていたのですが、今回は少な目かつ小さ目になっていました。今回は使いませんでしたが、ストックの花が沢山でていました。春になったことを実感します。