Le jardin bleu au printemps
2014年03月27日 作品情報
3月の「パリのお花屋さん講座」は球根花を中心に「春の庭」を作りました。
お彼岸近くと卒園式シーズンで花が高騰していましたが何とかチューリップ、ラナンキュラス、アネモネを入手。それに宿根スイトピーやアイビーを使ってナチュラルな作品にしました。
この時期だからこそ出来る発色のよい青や紫の花。実際の庭でもよく見られる「ブルーガーデン」の再現です。ただし、ラナンキュラスまで紫にしてしまうと全体が暗くなるので、淡いピンクの入った白のものを選びました。宿根スイトピーの白の一緒に春の明るさを出しています。
作るときの注意として「なるべく同じ種類の花は1か所に固めるか流れをつけて入れる」ということを申し上げました。庭に球根を植えるとき、同じ種類の花をバラバラに散らすことはあまりしないと思います。バスケットの中のオアシスを花壇に見立て、花壇をデザインするようにアレンジをしていただきたかったので「自分だったらどうやって花を植えるか」ということをポイントにしていただきたかったのです。
生徒さんの作品です。クリックしていただくと全体が見られます。それぞれ自分の想いを込めた庭を並べてみると同じ花材でも違うアレンジになります^^ みなさん素敵に仕上げていらっしゃいました。
卒園のプレゼント花
2014年03月22日 未分類
卒園式で先生にプレゼントするお花の注文がありました。毎年お会いして写真などをもとに打ち合わせをさせていただくのですが、今年は今までにないバスケットアレンジを、とのことでこのスタイルにさせていただきました。
チューリップを敢えてまっすぐに活け、葉や茎の可愛らしさも活かしたアレンジです。
クラスカラーが赤・黄・青とのことでそれぞれのクラスにふさわしい花材を選びます。同じチューリップでも左から赤系、黄色オレンジ系、紫ピンク系と分けてあります。どうしても今の時期真っ青な花が少ないのでなるべく青に近い紫のアネモネを入れて青のクラスカラーを強調させてあります。
毎年ご注文頂いていたのですが、そのご依頼主さんの息子さんももう卒園。時が経つのは早いなあとつくづく思います。
そのご依頼主の息子さんには残りの青いアネモネ他を使ってミニブーケを作りプレゼントしました。おめでとうございます!
娘から先生へ
2014年03月21日 未分類
娘の担任の先生が3月で退職されることになりました。
一年間でしたがとても温かく娘を見守っていただき、的確にご指導いただいた先生でした。
終了式の日の突然のお知らせで娘も私も残念で仕方がありませんでした。
「突然で用意できなかったけれども先生にお花が渡したい」と娘。
修了式翌日は金曜日で市場の日ですが、その日花束を渡したいというので水揚げが短時間で済む花を選び急きょミニブーケを作成することにしました。
子供が渡すのにふさわしいよう、淡いピンクのチューリップ。まだはしりのスズランを見つけたので間に入れて可愛らしく仕上げました。
娘のお友達も一緒に渡しに行きたい!とのことでこのミニブーケを二つ作り(それぞれ渡したいと思いましたので^^;)、先生にお渡ししに行きました。
幸い先生は在校されていたようで、直接お渡しできたようです。
また運動会やその他の行事でお目にかかれるとのことですのでそれを楽しみにしております。
男性へのブーケ
2014年03月18日 作品情報
卒業・卒園式シーズンになりました。このシーズンは日ごろの感謝を込めてアレンジやブーケの注文が増えます。
左のブーケは幼稚園の園長先生(神父様)へのプレゼント花です。
球根花が豊富な時期なのでちょっと形の変わった赤いチューリップとオレンジのラナンキュラス。それにバラやアリストロメリアを加えてブーケにしました。黄緑色の細いグリーンはこれも旬の麦です。
男性へのブーケなので春色でも淡くせず、あえてはっきりとした色を選びました。
ご依頼主の感謝の心が伝わるように心を込めて製作しました。
先生への小さなブーケ
2014年03月04日 作品情報
娘に「明日先生のお誕生日なので花束を作ってほしい」と頼まれました。
体調他諸事情あり、仕入れは近所のお花屋さんで。ローズ系ピンクを中心に紫。ゼンマイとブプレリウムをアクセントに選びました。
それを家に持ち帰り、小さなブーケに仕上げました。手を痛めていたこともあり、短時間で、作りやすい花を選んだというのもあります。
レッスンの時は市場中心で仕入れますが、個人的なちょっとしたプレゼント花の場合は近くのお花屋さんで仕入れることもあります。思わぬ花との出会いがあることもあり勉強にもなります。
先生はとても喜んでくださったそうで、一安心でした。
バレンタインのハート形アレンジ
2014年03月04日 作品情報
ご無沙汰してしまい申し訳ありません。
今年は大雪の影響か梅の花が今頃盛りですね。道を歩いているとほのかな香りが漂ってきて幸せな気持ちになります。
2月は諸事情によりレッスンをお休みさせていただきました。ご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありませんでした。
上は1月末に作った「パリのお花屋さん講座」ハート形のアレンジです。レモンリーフの葉を一束用いて形を作り、ハート形にします。葉を枝から落とすところから、オアシスの周りに形づけるまでかなり時間と労力がかかりましたが、その分出来上がった時の喜びもひとしおでした。
周りがハードだった分、中のアレンジは大きめの花を用いてシンプルに。淡いピンクにシキミアの赤をアクセントにして仕上げました。
クリスマスのキャンドルアレンジ
2013年12月22日 未分類
イルミネーションが美しい季節です。
さて、先日2種類のクリスマスアレンジを作りました。
一つは「パリのお花屋さん講座」のキャンドルアレンジ、
一つは私の師匠による研究科コースでのツリーアレンジです。
キャンドルアレンジは「ドゥミ・リュンヌ(フランス語で「半月」の意)形を作りました。
今までの花と違い、クラシカルな形です。基本形に近いのでルールがはっきりとしています。
少々難易度の高いアレンジでしたが、生徒さんも一生懸命チャレンジしてくださり、結果素敵なアレンジが出来上がりました。
「これはこれでいつもと違って楽しかった」と生徒さんの声。
いつもの「パリ花」もいいのですが、やはり基本も大切です。基本が出来てくると他の花も自然と完成度が高くなります。
「パリのお花屋さん講座」はお花を楽しむことを第一の目的としてはいますが、
時に基本を取り入れスキルアップを目指していきたいと思っています。
クリスマスリース
2013年12月20日 未分類
左の写真は先日行われたクリスマスリースレッスンの作品です。
今年の「パリのお花屋さん講座」ではキャンドルアレンジを行う予定だったため、リースレッスンは行わない予定でした。が、幸いにも初めての方からお問い合わせいただき、プライベートグループでレッスンを行うことになりました。
いらした方は同じ年のお子さんを持つお母様グループでしたが、仲の良さが私にも伝わって和気あいあいとしたレッスンになりました。
フレッシュフラワーを使ったリースは独特の華やかさがあります。
・「パリのお花屋さん講座」に毎月通うのは辛いけれど、アレンジを作ってみたい。
・子供の発表会用の花束を作りたい
・お友達同士でリフレッシュに楽しくレッスンをしたい
など、ぜひお気軽にお問い合わせください。info@millefleurs-paris.com
展覧会への贈り花
2013年12月16日 作品情報
寒い日が続いています。市場もクリスマスの花に加えお正月飾りが出回るようになり、今年もあと少しだなと感じるようになりました。
左の写真は毎年ご注文頂いている堂園まり子さん展覧会への贈り花です。1年に1度の大仕事。ご注文いただいてから「今年はどのようなアレンジにしようか」と頭でいっぱいになります。
大体の形や色合いを決めて、市場に行くのですが花は生き物。当日の仕入れでまったく違うものに変わることがあります。毎年のことなのでなるべく今までと違うものを、少しでも去年よりいいものをと思って作っています。
今年はとても素敵なガーデンローズとオレンジ色のチューリップ、こっくりとした赤のカラーが見つかりました。その花を中心に黄色のサンゴミズキとヤシャで器を囲み、最後に烏瓜でアクセントを。直径35センチの豪華だけれどどこか可愛らしいアレンジになりました。
お客様はもちろん、堂園様もとても喜んでくださったそうです。
これからも日々精進しなければ…と思います。
パリのお花屋さん講座作品
2013年11月30日 作品情報
いよいよ今年もあと1年となりました。
今年は公私共に多忙で中々ブログが更新できず申し訳ありませんでした。
そのような中でもマイペースに楽しみながら「パリのお花屋さん講座」行われています。
最近の作品です。
実と葉のレッスン。大きなアンスリウムの葉とラズベリーの葉で器を作り、パイナップル、ブラックベリー、青リンゴの実を飾りました。残念ながらアレンジ用なので食べられませんが、すっきりとした夏らしいアレンジとなりました。
赤いドラセナをリボンにした大人のハロウィンアレンジ。
左奥の白い実が実はカボチャです。ギザギした葉がコウモリの羽のよう…?!ダリアや大輪のバラを使ってシックに仕上げました。
クリスマスが近づいた11月末に行ったレッスンでは黄色のサンゴミズキを使ったツリー風アレンジ。基本的には秋色を使ったアレンジですが、中にヒバやソテツを使ったことで少しだけクリスマス感を出しました。仕上げに烏瓜をツリーに絡ませるともう少し可愛らしい雰囲気になります。
来月はキャンドルアレンジの予定です。また、リースの特別レッスンも予定しています。お問い合わせはinfo@millefleurs-paris.com